愛読書 「眠り姫」 2
私はSMを知りもしないうちから、苦痛に大きな憧れを感じていたが、愛読することでさらにはっきりとした願望になったように感じている。
リアルでSMをするようになると、アン・ライスの眠り姫シリーズは、冗長的であり日常から遠い世界観と感じられて、読まなくなったが懐かしい本である。
服従などの支配する側、される側の力関係などには興味が持てず、一番感じたところは、やはり徹底した苦痛を受け取るということにすごく憧れて、何度も読んでいたのだった(笑)
純粋に、仕置きなどの理由もなく、毎朝ベルトで真っ赤になるまで打たれるなど…、今考えるだけでも魅力的だ(笑)
村から異国であるスルタンへ拉致され、また一風変わった性奴隷としての立場に順応する。
スルタンでの幸せさえ見出すのだが、迎えに来られ、心ならず連れ帰られてしまう(笑)
そして眠り姫は故郷に返される期限が近付いていることに、驚愕し怒り、絶望する。
もはや奴隷として心底貶められることでしか幸福を感じられないのだ。
眠り姫は故郷で王女として好きな時間を好きに過ごせるのだが、それが苦痛でしかない。
眠り姫を落胆から救ったのは、一緒に奴隷生活をしていた王子であった。
彼も帰国に際し、大暴れをし断固拒否をするのだが、多勢に無勢で無理やり帰国させ
られ、国に戻ってみれば王の座が待っていた。
国の仕事に没頭することで、奴隷としての満足から離れた無念を埋めようとするのだがどうしても心は満たされない。
ふと眠り姫の事を思い出し、結婚相手として名乗りを上げ、奪うように連れ去っていくのだ。
眠り姫に施したのは、激しい痒みを起こさせる薬と、張り型…。
眠り姫はまた至福の生活に戻れる…。というファンタジィーであった。
読後の感想は、「なんだかなぁ」というレビューも多く、読んだ私としては いちいちに深く納得である(笑)
私が苦痛に夢中になるのに、この本がどれだけ作用を及ぼしたのかはなぞであるが、願望をはっきり持たせたという点においては、大きな作用になったと思う。
支配に服従したい人にも面白いかもしれない(笑)
ただ、レビューにもあるが、あまりにも強烈で激しい描写が続くので、ノーマルの人には吐き気さえ起こさせるとか(笑)
要注意である。
トラックバック URL :
























































