痛みで逝く
私は 主が与える鞭の規則的なリズムの中で、うっとりと身体の力を抜いていった。
肩甲骨のところを集中的に打たれるので、腕を下げて、抵抗を少なくし
時に打たれるお尻への打撃に、身をうごめかせ、白い世界に漂っていた…。
そうだ…。
「骨に 当ったら けが しちゃう…?」
私は心に引っかかっていた疑問を 口にする。
鞭で酔っている時に、言葉をしゃべるなんて、今回の私はどうしたんだろう…。
私の頭のすみで疑問がかすかに浮かぶが、そんなことはすぐ沈んでいく。
「骨に当ると痛いでしょ? 寝てなさい。お尻痛くなっちゃうぞ?」
お尻を突き出していた私に、主が笑うように言う。
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主の声はいつでも明るく温かい。もっとも、主がどすの利いた本気の声など出したら、私などひとたまりもないだろう。なにしろ、主はそっち方面でもかなり腕白で、その種の話には枚挙の暇がないのだから、どすの利かせ方も十分にこなれているかと…。。。
ぁ。いや、怒ったら黙って猪突猛進と言う説もあり…?(笑)
どちらにしても、貪るように堪能し、味わいつくしているプレイの場にそぐわない。
お尻を打たれると、背中の痛みに比べて、重たさが全然軽くて物足りない。
痛いままでスイッチが入らない。
それで、もっと欲しくてお尻を突き上げてしまうのだ…。
後で聞いたら、同じ打ち方をしているのだそうで、お尻は衝撃を鈍くするだけ、肉が付いているということらしい…orz
だから、今までもお尻を打たれるときは、足をかがめて、お尻を出すような格好が多かったのかもしれないなぁと、今は何となく思う。
その時に本当に尋ねたのは、もしも失敗して、背骨を痛打したら
怪我につながるのか? ということだった。
この件ではどうでしょうね、ご主人様?
私が最後に引っかかっているものは、その怪我に関する部分だけなのだった。
今の痛みには、もう何も残ってなくて、ただただ打たれる事を幸せに感じて
足の指の隅々まで、力が抜けていた。
ベットから片方の腕をたらしたまま、私は鞭の衝撃に酔っていた。
もっとお尻を打って欲しい…!
時たま、お尻に当るたびに、うごうごと動かして、もっと欲しいと催促する。
主が気が変わったかのように、お尻を連打し始めた。
左の方だけ打たれるので、もう片方が淋しくて仕方がない。
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はぅ…ぅぅ。 ぁぁん…。。。悶えるように振っていたお尻を痛打されて、もっと欲しくてさらに振る…。急に左側のお尻を叩かれ、私は体を仰け反らせ、欲しかった場所への衝撃に
身体中が反応する。
続けて2、3回叩き込まれ、「ああああっっ!!! 逝く!! 逝っちゃうっっっ!!!!!!」
身体中が硬直し、痙攣を繰り返し
激しく絶頂の向こう側へ叩き込まれたようになった。
ぐぅぅんと仰け反らせて、震え、激しい発作のような強い快感に
私は身のすべてで反応していた…。
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